代表プロフィール

大学時代に出会ったパン製法

本日はわがやのパンのウェブサイトをご訪問いただき、誠にありがとうございます。

家庭で家族のために最高のパンを提供したいと、大地修造先生と大地慶子先生が考案されたおおち法と呼ばれる方法で作るパンを製造・販売している「わがやのパン」代表の、冨士本里美と申します。

私のパン作りは、40年ほど前、大学4年生になって母が通っていたおおちけいこパン教室（神戸教室）に月に1回参加したことから始まりました。母はその後、準師範の免許を取得し、九州圏内でたった1か所のおおちけいこパン教室直方教室を立ち上げ、90歳近くになった今でも教室を続けています。

子育て、会社勤務を経て、
50代で創業

一方、理系女子だった私は、おおち法の科学的なパン製法に魅せられ、一気にのめり込みました。大学卒業後には、福岡で情報や電機製造業の会社勤めをし、結婚。二人の息子に恵まれ、忙しい子育ての時期を過ごしました。その間も、兵庫県の芦屋市にあるおおち法のパン教室に母と共に通い、勉強を重ね技術を習得してまいりました。

その後、30代後半に栄養士の資格をとり、40代になって学校の食堂部で栄養士補助業務にあたったり、関東にある大手化学メーカーで分析の業務を行ってきた私ですが、自宅にはおおちニーダーとおおちオーブンを設置し、家族や親類、知人に喜んでもらえることをモチベーションに、コツコツとパン作りを続けていました。そして50代になり福岡に戻ったことをきっかけに、満を持して、実家の一部にパン工房を作り、「わがやのパン」を創業いたしました。

お一人ひとりのお客様のために
情熱を込めて

わがやのパンでは、規模の大きな店とは異なり、私がたった一人で製造から発送までを行っているため、大量生産はできません。お客様のために、数は少ないながらも、一つ一つのパンを、美味しさの科学に裏打ちされた確かな製法を用い、情熱を込めて焼いております。お客様がたったお一人になっても、その方のために美味しいパンを焼き続けたい。このような思いを胸に抱き、私は今日も、工房に立っております。

このページを読んでくださっているお客様に、わがやのパンをお届けできますように。どうぞよろしくお願いいたします。

冨士本里美